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2013年06月14日

香辛料と時間の経過について

人は死ぬんだよ。

時は残酷にも過ぎ去ってしまう。
それに気づいた時にはあまりにも時は過ぎ去ってしまっていた。

体は老いる。
両親はいつかいなくなる。
誰彼も消えてしまう。

花が枯れたときにいつくしむ気持ちはあるだろうか。
また来年咲くだろうか。

まるでずっと繰り返されるような日々に見えても、その役者は気づかず入れ替わっている。
花も子孫になっているんだ。

まるで変わらないような日常に、無限に続くような気にさせられるかもしれない。
それでも時は進む。
あのときみた蛍の光と、このときみた蛍の光は違う。

ふとした瞬間に気付かされる。
他人が老いているということに。
そしてきっと、自分もそう見られている。

きっとまた気付いたら時が過ぎ去って行って。
やりたいことは山積みのまま棺桶の中に入ってしまう。

どうして気付かないんだろうか。
諦めてしまっているのか。
飽きているのか。

気付けば変えられる。
ちょっとした人生の刺激も、味付けも、ほんとに少しの差でしかない。
それこそ、香辛料のようなもの。

少しで効く何かが、あなたにも自分にもあるのだろう。
それが手の届く範囲にあって、でもそれを面倒で試しもしない。

今だったらまだ間に合うはずで。
今だったらまだ間に合うはずなのに。
間に合わさないのはなんでだろうね。

春になったら雪が解け。花が咲いて葉が出て。
夏になったら梅雨がきて台風と夕立、汗とスイカ。風鈴の音。
秋になったら日が暮れて、紅葉と肌寒さと寂しさと。
冬になったら雪が降って氷が張って、コタツに入る。

父がテレビをみていて。
母が夕食を作っていて。
三男が準備を手伝い。
次男は部屋で勉強。

ずっとそういう景色が続いた。
でもそれもいつか終わる。

捨て鉢と勇敢は違う。
この世界を楽しむには、勇敢さが必要だと思う。
恵まれた国だからこそ。
必死であることが求められない国だからこそ。
勇敢でなければきっと。

今までの経験をもっと大事にして。
今からの経験をもっと大事に育てて。
思考は正しく。
それでいて最良の行動であれば。

これまでの日々に感謝し。
これからの日々をもっと楽しもう。
ほんの少しの香辛料が欲しいなら、少し先にそれはある。

大丈夫。
ひとはみな生まれながら、何が最良なのかなんて知っているはずだから。
posted by hinata_hisa at 01:18 | 東京 ☔ | Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする