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2014年11月12日

このよのなかは なにかがおかしい

もったいない、は、からだに悪い、という風潮。

「食べ残しは作っていいよ」
「注文しても無理に食べると体に悪いよ」
という話を最近よく聞く。

きっと、そんな風潮を故意に作ろうとしている人たちがいる。
間違いなく、外食産業が発信した言葉だろうとおもう。

この世は、資本主義なので、おかねをいっぱい稼がないといけない。
おかねを稼ぐためには、いっぱいおかねを払ってもらわないといけない。

外食産業は、もったいないという言葉は、もうとっくの昔になくなっている。
ようは、売れればいいのである。
牛丼を500円で売る。完食されたかどうかは関係がない。
取引は終わっているのだ。

1人が5000円払って、500円の牛丼を10個買って、9個食わずに捨てたとしても
お店としてはその方が実入りがいいのではないだろうか?

そう考えたら、もったいないという感情は、外食産業にとっては邪魔だと思った。
好きなだけ頼んで、つまみ食いしてもらって、残りは捨てる。

そうして経済はまわる。

残飯が増えたら、残飯処理するお金が増えるけど、そのお金はきっと売れたお金で賄える範囲。
だから残飯処理業者も、仕事が増えてうれしいね。WinWinだね。
食べ物を作っている人たちも、仕事が増えてうれしいね。

食べる人が無駄使いしなかったら、お店も収入が減って、
残飯を処理する人の給料も減って、農家も困ってしまうんだね。

だから「もったいない」なんて、この資本主義の中じゃ考えられたくないんだよ。
皆生活のために、いっぱいつくっていっぱい消費してゴミとして捨てていけばいいんだ。

そう、これは食べ物だけの話じゃない。
中古市場なんて、ほんとうは無いほうがいいのだ。
もったいない、は、資本主義の敵。

家電製品も、車も、服も何もかもすぐに捨てて買い換えれば、経済はまわるんだ。
人が少なくなった分、もっともっとみんながいっぱいモノを買って捨て買って捨てしないと。

ゴミ処理施設も、リサイクルも技術が進歩して、
もう夢の島が溢れる心配もしなくていいのです。

もう「もったいない」は日本人の過去の美徳。
それは、第二次世界大戦の終盤、資源がない日本を苦しめるために、
完全に資源の輸入を止められた時、そのときに生まれた概念なのかもしれない。
しかし今現在はもう、モノがちまたに溢れかえっている。

この経済を回すには、
「いっぱい作っていっぱい消費していっぱい捨てる」
しかないのかもしれない。使えるものも捨てて、ね。

でもわたしは思うのだ。

このよのなかは なにかがおかしい


士農工商という言葉がある。
商は、最下層だったのだ。歴史的にも。


引用:Wikipedia
しかし、この禁欲的プロテスタンティズムが与えた影響で大事なことはそれだけではなく、なにより「利潤の肯定」、「利潤の追求の正当化」、つまり金儲けに正当性を与えたことであった。
世界史的に、それまで金儲けというのは、高く評価されるものではなく、少なくとも積極的に肯定されるものではなく、正当性を持たなかった。
そしてプロテスタンティズム、殊にカルヴァン主義は最も禁欲的であり、金儲けを否定する宗教のひとつであった。金儲けに正当性が与えられない社会では、当然金儲けは抑制され、近代資本主義社会へと発展することは無い。
しかし最初から利潤の追求を目的とするのではなく、行動的禁欲をもって天職に勤勉に励み、その「結果として」利潤を得るのであれば、その利潤は、安くて良質な商品やサービスを人々に提供したという、「隣人愛」の実践の結果であり、その労働が神の御心に適っている証であり、救済を確信させる証であるとする、ここでも因と果が逆転した論理を生み出したのであった。

(略)
こうして(結果的に)プロテスタンティズムの信仰が近代資本主義の誕生と発展に作用したが、近代化の進展とともに信仰が薄れてゆくと(世俗化)、元々が宗教的なものであったことが忘れ去られ、利潤追求自体が自己目的化するようになった。また、「内からの動機」に基づくものであった利潤追求が、「外圧的な動機」によるものに変貌していった。いったん成立した現代資本主義社会は、外圧的な動機付けによってそれに適合した人間と資本主義の精神を再生産しながら、それでも動き続ける。ただしそれは人々の内面的な動機によって支えられたものではないため、そこに現代資本主義社会の存続の危機があるのである。


どうにかして資本主義の環から抜け出したい。
質素倹約を美徳とし、それでいて幸福というものを感じられるようになりたい。
しかし資本主義という宗教が信仰されすぎた現在、それが非常に難しくなったように思う。
たとえ精神の自由が何人に認められたとしても。

posted by hinata_hisa at 12:27 | 東京 ☁ | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする