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2006年09月08日

メタルスラッグ6は評価され得るゲームであるか

9月14日に『メタルスラッグ6』が発売となる。



これにあたってメタルスラッグ6を簡単に評価したい。

1.評価対象
@新システム
・キャラ性能差
・ウェポンストックシステム
・ラッシュブラスターシステム
・接近攻撃を任意に使用可能
Aプレイスタイルの変化
・5ボタンへの変更
・イージーモードの追加
B操作性
Cロード
D演出
E美術
・映像
・音楽
・効果音
Fゲームバランス
・ハード
・イージー
・得点

2.正の評価
@新システム
・キャラ性能差
新キャラ含めた6キャラクター個別に性能が一部突出している。ラルフを除いて性能が下がることはない。
この新要素のため、6キャラクター全てにおいてそれぞれの対処法を変化させることができる。
シューティングゲームで見受けられる操作機の変更を取り入れたものと思われるが、キャラクターを変えてのプレイはそれぞれ新鮮味があって良い。
2人同時プレイのときもお互いにカバーできるなど、高い評価ができるであろう。

・ウェポンストックシステム
道中の武器をストックしておきボス戦やピンチ時に一気に使用することが可能になった。
このシステムは武器の弾薬数がハードでは少ないために主にハードで重宝する。
又これを使用すると謝って取得したアイテムも即座に捨てることができる。
ノーマルショットにも切り替えれるのでこれも高い評価ができるシステムであろう。
一部、あからさまにおかしい武器配置もこれで回避ができる。
又スコア稼ぎにも必須のシステムである。

・ラッシュブラスターシステム
撃ち込むことによりゲージが増加し(取得点数も比例して増加)、最大まで溜まるとコインが敵から出てくるシステム。これもシューティングゲームの要素に近い。
このシステムはスコアを狙う、俗にスコアラーと称される人には絶えず注意を払うシステムで、これによりより奥の深いスコアアタックが可能となった。
スコアにあまり興味がない人でもコインを連続で取るという楽しみが提示されたと考えると評価は高い。

・接近攻撃を任意に使用可能
今までは敵が接近したときのみ発動していたが、今回は遠距離でも出せるようになった。(これはラルフのシステムを手助けするために考え出されたという可能性もあるが)
これにより狙って接近攻撃が可能となり、接近攻撃が出したくても出せなかったというジレンマは無くなった。
ラルフ以外ではあった方が良いというシステムであるが、ラルフはこれが無いと特殊能力が無意味となるので必須のシステムであろう。

Aプレイスタイルの変化
・5ボタンへの変更
ウェポンストックや任意接近攻撃のために変更を余儀なくされたのと、新しい基盤のデフォルト設定である5ボタンに無理にあてはめられたとも考えられる。
しかしメタルスラッグシリーズの最大のネックはAB同士押しで出るメタスラアタックという自爆技であり、この暴発を避けるためと、ボタンでの操作性をややこしくしないためにも5ボタンは納得の行くものである。

・イージーモードの追加
途中から初心者お断りというくらいハードは難しく、少しプレイしただけでは全く前に進めない。
初心者のため、又ステージ開拓用に設置されたこのモードは間違いなく評価されなければならないものである。

B操作性
5ボタンになっても特に問題なし。慣れてしまえば何もかも素早く動ける。
メタスラアタックの暴発もほとんどなくなった。

Cロード
ほとんどの場所において感じさせない。

D演出
ステージ間にある2種のデモシーンでストーリーを盛り上げる。
簡素な作りであるが、硬派な演出はメタスラシリーズらしくて良い。
スタートボタンで任意に飛ばせるのが嬉しい配慮だ。
逆に言えばその配慮がないならデモは不必要である。
他にも一気に敵が出てくる場面やルーツマーズの巨大さ、画面の拡大縮小、影、細かいこだわりの下に作られているのがわかる。

E美術
・映像
背景が2Dで無くなった。しかし特に違和感は感じさせない程度の作りである。

・音楽
ゲームセンターがうるさくて聴こえないことが多い。
家庭版での評価が期待される。

・効果音
新しいものになった。
ゲームセンター自体がうるさいのでさほど気にならない。

Fゲームバランス
・ハード
やり込まなければ進めないという点で高評価できる。
難しすぎてお手上げにならず、やりこめば前に確実に進める。
自分が上手くなったと認識できるこのシリーズの良さが十分に感じられる。
特にM-3、M-4のボスはその典型であろう。

・イージー
初心者向けであり、『H』撃ち放題である。爽快感もある。
メタスラに触れたい人の窓口を広げた。
ミッション1は特に簡単であり、初心者への配慮が感じられる。

・得点
捕虜のボーナス、メタスラのボーナス共に健在。
ラッシュブラスターシステムでのコイン連続取りなど、いままであまりスコアを気にしなかった人も取り込んだのではないだろうか。
連続でコインが取れたときは爽快である。
又ラッシュブラスターシステムによりスコアラーが異常なまでにやり込めるゲームになった。スコアアタックへのやり込みは過去最高に綿密な計算・経験が要求される。
特にクラークでの稼ぎはその異常なまでの取得点数により、中毒性が高い。

3.負の評価
@新システム
・キャラ性能差
クラークのスコアアタックに関して異常に突出した性能が発売して早い段階で明らかにされた。
これによりスコアラーはクラーク一択となり、多くのゲームセンターでは全てクラークで埋まる結果となった。
他のキャラの性能には基本的に問題はない。

・ウェポンストックシステム
死ぬとウェポンもリセットされるため、今までより死んだときの喪失感が大きい。
自キャラが死んだ瞬間に武器が外に飛び出す設定などにされているとなお良かったかもしれない(これもシューティングゲームからの流用になりそうだが)。
しかし一撃死のゲームはそこがスリルであるため、このままでも全く問題はないと考えることもできる。

・ラッシュブラスターシステム
邪魔にならないので、ほぼプラス評価しか生み出さないであろう。
ただしいらないシステムだとも言える。
(しかし4のメタリッシュシステムに比べると大幅に改良されている)

・接近攻撃を任意に使用可能
全く問題なし。
ただし立ち状態の任意接近攻撃の場合のみ左右の身動きが取れなくなるのはいただけない。

Aプレイスタイルの変化
・5ボタンへの変更
パっと見てややこしそうである。が、それだけである。

・イージーモードの追加
何故ステージがミッション4までなのか。
ファイナルミッションまで行っても問題はないと思われる。
もしくはイージーモード専用のボスを用意すべきであった。

B操作性
問題なし。

Cロード
ミッション1の開始すぐ、ミッション3のボス直前でロードが入る。
この2箇所のロードを無くせれば完璧であった。

D演出
さほど革新的なものはないが及第点。
過去どんなシューティングゲームでもなかったほどの操作性の悪いルーツマーズはネタとしては一級品であり、賛否両論である。
個人的意見だがM-4上ルートのシューティングはシューティングっぽすぎ、メタルスラッグさを感じさせないのでもう少しメタスラ3に近づけて欲しかった。

E美術
・映像
3Dなのに一部どう考えても劣化している部分が見られる。
もう少し細部まで書き込んでいただきたい。
血は赤の方が良い(真実を捻じ曲げてはいけない)。

・音楽
家庭版待ちである。

・効果音
接近攻撃のSEが旧来のものと違うのが特に耳に障る。
できればそのまま使って欲しかった。全体的に音が軽い。

Fゲームバランス
・ハード
ハードだけあって難しい。
しかしラスボスの攻撃パターンがある程度わかりやすいものなので最後の最後でやりこみ要素が無くなってしまった。
ここまでのことを考えると拍子抜けである。是非もう少し貫禄の有る攻撃を見せてもらいたい。
又、ウェポンの設置場所がわけがわからない。
ただこれはウェポンストックシステムに助けられた分がある。
(それと、捕虜はほぼ得点アイテムを出し武器が木箱に入っていることも、もう少し捕虜を大事にしてやってくれと言いたくなる)
ボスの耐久値がかなり高くなったのも特徴だが、ミッション2のボスは武器がないと腕が疲れる。
全てのボス戦にメタスラを配備しても今回のシステムならなんら問題はないはずなので、このあたりの調節ももう少し丁寧にしてもらいたい。

・イージー
ミッション2のラッシュは初心者殺しとして有名となったほど難しい。
もう少し配慮があってもよかったかもしれない。

・得点
『クラーク』の一言に尽きる。
せっかくのラッシュブラスターシステムもクラークだけが大きく突き放した恩恵を受けており、他キャラではどのキャラでさえも抜かすことは不可能である。
又、フィオも『ザンテツソード』での稼ぎでの得点が大幅に上回っており、スコアを狙うシステムがキャラに均一に作用していいない。
スコアをランキングとするならばその調整をもっとしっかりすべきであろう。
この点をこのゲーム1の反省点とし、キャラごとのランキングを用意するなどの回避作を次回からは取るべきである。

4.総合評価
久しぶりの良作で、新しい試みも多い。
シリーズのファンはやるべきである。
アーケードでの2Dアクションゲームはメタスラが背負って立っていると言っても過言ではないのではないだろうか。
1・2・X・3には届かないが良作。
posted by hinata_hisa at 18:41 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | メタルスラッグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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