2013年07月03日

7月2日までの日本円に対する各通貨の、前日終値騰落率の推移(1ヶ月間)

20130703-135944.jpg
こうやってみるとやっと見えてきた世界があります。

FOMC直後の6月15日。
この日までは市場に対して世界的にリスクオフの雰囲気が蔓延していました。
理由としては、日本で言えば成長戦略であり、あげすぎていた日経であり、
中国のGDPと闇金や短期金利(翌日物)の問題がありました。

しかし6月15日以降はまったくもって別ステージに移行しています。
それは、「圧倒的な米ドル高」です。
特に7月2日は珍しく米ドルが最も強い通貨でした。
またその影といいますか、代わりに売られているのは円です。

円安は基本的に円キャリートレードにより起こることが多く、
リスクオンのときにはそれ故に円安になります。
しかし、ドルも金利は低く安定しています。
ドルキャリートレードも行われることがあり、リスクオン時は合わせてドルも売られやすいのです。

ですが、FOMC後に国債はかなり売られたことにより、金利は上昇。
また、米ドルと日本円の間の金利差は拡大し始めています。
金利差があるなら、ドルを買うのが吉でしょう。
ただでさえ最近はドル建ての輸出入も増ています。
ドルで持っていても困ることはないでしょう。

さらに、緩和が終わるということは単純にドルがじゃぶじゃぶしなくなるということです。
国債は買われなくなり、むしろ銀行に対して中央銀行は国債を売ってきます。
そうなってくると、市場に出回るドルは減ります。ドルの価値があがることになります。

ここで気になるのは、このドル高が
「円安が起きたことをトリガーとしてドルが買われているように見えている」
のか
「ドル高が起きたことをトリガーとして円が売られているように見えている」
のか、どちらなのかということです。
私としては、勝手に後者だと思っています。

さらに気になるのは、豪ドルです。どうも豪ドルは弱い。
中国の影響もあり、オーストラリアの不動産はデフォルトするのではないかと言われてもいます。

また、6月15日だけでなく、6月27日の円安から
ここでもまたさらにステージがかわっていることが見て取れます。
日経もこれに影響を多分に受けているのではないでしょうか。

ともかく、現在「日本円」は最弱通貨です。
円資産しか持っていない人には、まったくありがたくない話ではあります。
posted by hinata_hisa at 13:56 | 東京 ☀ | Comment(0) | 市況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。