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2019年10月19日

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術で入院した話

2018年の年末あたりから「なんか味がしないなあ」と思うようになって、「でもこれって乾燥してるからだよなあ、春にあったら治るだろう」とか楽観していた。途中2回ほど耳鼻科にいって薬を貰っていたが、あまりよくはならなかった。
そして、春になっても全くもって「鼻で臭いがわからない」が治らなかったので春先に耳鼻科に行ってみたら「あなた一生嗅覚がなくなるかもしれないわよ」と脅され総合病院で検査することになった。
※MRIとか取ります

結果は「慢性副鼻腔炎」ということで、ここで
・投薬による治療
・手術
が選択できたが、まずは投薬を検討した。

検査時にわかったのは、私の鼻は生まれつき「歪んで」いて、鼻腔は非常にせまくカメラすら入らないとのこと。
実際、鼻腔のカメラ検査時にカメラが入らないために一時的に鼻腔を拡張する必要があったのだが、
麻酔薬を塗った綿棒のついた細長いステンレスの棒を6本同時に鼻の中に突っ込まれて数分待つというのが最悪に痛かった。あれは二度とやめてほしい。
(手術後、これを4回もやることになった)


さて、投薬は3カ月間行い、また薬は「毎食前」「毎食後」「就寝前」の7回飲む必要があって面倒だった。
これに加えて、「鼻うがい」と「断酒」も行い挑んだのだが、3カ月後の検査結果は「回復しているというか悪化しています」ということだった。
残念すぎる。

そのため、慢性副鼻腔炎の手術に挑むことになったのが9月。そこからは悪化しないように薬は継続するが、基本的に酒を飲んではダメということもなく、いつも通りの生活をしていた。

手術内容は以下の3つ。

・慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
・アレルギー性鼻炎
・鼻中隔湾曲症

これを1度に治すとのこと。
手術・検査術式予定は

・内視鏡下鼻内手術
・下甲介粘膜切除術
・鼻中隔湾曲矯正術

の3つで、手術は全員麻酔。
全身麻酔に耐えられるのかの検査がかなり長く面倒だった。心臓が悪いのを完全に忘れていたため、後で追加の検査にもなかったが別段問題はなかった。

部屋食.jpg

入院したのは10月16日。初日は術前なので特に何もなく過ごすのみ。
16日は21:00から絶食。
17日が手術当日。この日は8:00から絶飲。
10:00くらいに「10:35に入室しますので」といわれて、手術のために服を着替える。11:00から手術とのこと。
10:30くらいに麻酔室に向かう。
10:35にストレッチャーに乗る。
左手の手の甲に針を刺され、まずは点滴だが、そこからすぐに全身麻酔薬を入れられる。
全身麻酔薬は、正直結構痛かった。薬自体が結構しびれる。
「うおー左手いてーなー」って思っていたら意識が飛んだ。
恐らく15:00か17:00くらいに一度起こされて覚醒したのは覚えているが、19:00にやっとこさ部屋のベッドで目が覚める。
鼻に綿を詰め込まれており、エンドレスで鼻から血と生理食塩水と、薬剤の混ざった液体が落ちてくる。なんか鼻の奥が痛い。
「綿球は血で汚れたらすぐに交換してください」と言われたので「いつまでやるんですか?」と聞いたら「3日間は」と言われた。「鼻血って3日間も出続けるもんだっけ?」と思ったのだった。

なお呼吸ができるように手術中は喉に太い呼吸用のパイプみたいなのが通される。これで喉が数日やられるのだが、実際やられた。

16日の夜は寝れなかった。
・エンドレスで鼻から血が出るので、15分おきに綿球を取り換えて鼻にいれないといけない
・術後熱が出ると聞いていたが、38度くらいの熱が続いた。熱がおさまったのは19日の朝
・口呼吸で寝るのが無理すぎる。マスクがないと口の中が完全に乾いてしまい、パッサパサになってつらい

たまたま常備していたリップクリームがあって助かったが、口と鼻の周りが痛くてしょうがなった。
マスクはコンビニに買いに行った。
マスクをしたら少しは寝れたが、鼻からずっと垂れてくるこの血と薬だけは非常に厄介で、どうしようもない。
喉に流れてもよくないので吐き出さないといけない。舌で味だけはわかる、これはめちゃくちゃニガイのだ。

点滴.jpg

16日は夜の23:00くらいまで点滴をずっといれていた。飲み物も禁止だった。
点滴が一旦終わったので、23:00に水を飲んでも良いと言われたけども、気持ち悪くて飲む気がしなかったのでうがいだけした。
点滴はマジで邪魔で、トイレに行くときにもっていくのが何とも面倒。一回逆流して点滴が血に染まっていた。

17日は朝から普通にご飯が出てきて「マジこれ食うの?」と思ったが無理やり食べた。
鼻が完全にふさがれているので、飲み込むときがきつい。それに味も何もわからない。

少し寝れるようになったのが、17日の夕方くらい。綿球の交換が、30分に1回か、1時間に1回くらいでよくなってきた。
声も少しまともに出るようになってきた。鼻声だが。
18日には綿球の交換は1時間に1回か、1.5時間に1回くらいになってきたので、非常に楽になった。
なので1時間くらい寝て、起きて綿球取り換えてまた寝るというのをずっと繰り返した。

病室は、個室ではないため。他の人のものすごいいびきで、寝れない。
なので、夜は高熱で頭が動かないのもあって、ずっと音楽だけ聴いていた。
本を読もうと思って何冊か持ってきたけども、38度も熱があると本を読むのもかなりきつい。
朝全員が起きた後にやたら寝ていた。

19日になって、かなり鼻からの血が楽になった。熱もだいぶマシになった。
今日から鼻の奥に入れてるガーゼを抜いていく。これがすごい気持ち悪い。
今日はちょっとしか抜かなかったが、明日明後日で全部抜くらしい。
これが抜ききれない限りシャワーも浴びれないので、現在丸3日間シャワーも浴びてない。髪の毛が油でベッタベタである。
19日は結局、首下シャワーのみ可能とのことだったけど、面倒なのでパスした。
ただ、18:00 についに点滴完了!点滴がなくなるとなんだか健康になったようで嬉しかった。

20日は朝からガーゼを抜く。あまり痛くなくて拍子抜けした。
結構元気になってやることもないので、早く退院できないかなって思い始めた。
ただ、まだ鼻呼吸は一切不可能。というか鼻の傷がふさがる迄は鼻呼吸はやめてほしいとのこと。
久しぶりにシャワーを浴びて頭をしっかり洗った。
なお、この日少し熱がまたあがった。熱が出たりでなかったりと不安定な感じ。

20日は色々限界がきており深夜27:30くらいに
「入院は精神力が削られていく。もはや精神が死んでいる。花もなけりゃ、風も吹かない。周りはみんな病人だらけ。病室と廊下しか出歩けない。飯食っても味がしない。どれだけ画像検索して画像で空を見ても山を見ても、感じられ無いから違う。そこに自分を置きたい。在りたい。そういう気持ちだ」と書いていた。本当に外に出たかった。

21日は朝、ついに鼻の奥に詰め込んである止血剤:ソーブサンとやらを引き抜く。
朝ごはんを食べた後に「ちょっと抜くのできてください」ってサラっといわれてついていったらこれ。
「結構ツライやつ」といわれたがツライというか「死ぬほど痛い」としか言いようがない痛み。
朝ごはんの後、ロキソニン飲まずにやったもんだからもう鼻の奥が痛すぎてそっからさらに頭痛が酷くなってあたまグラングランでギブアップして帰ってきました。
これね、死ぬほど痛いから!!!鼻の奥に「吸い取る機械」と「カメラ」を同時に突っ込むので、もうこの痛みはすごい。すごくて流石の俺も終わった後1時間くらい寝込んだ。

この後、鼻血が結構出るようになってしまったのだが、それはおいておいて、15:00くらいからもやりますよとのことでやりました。
午前中はロキソニン無し&痛み止めをしっかり塗り込むというのをやらなかったので、今回はそれをしつつ、休憩しながらの「やさしめ」にお願いしました(正直私の担当医の人はドSなのかなんなのか凄い攻撃力を持っていて怖い)。
正直、2回目は死ぬほど痛くはなかった。いやほんと、ロキソニンすげえ。椎間板ヘルニアのときもロキソニンがなかったら死んでた!
この15:00くらいの治療の時に「出血がまだある」「腫れがまだひどい」ということから、24日退院とゆっくりやっていきましょうという指針が決まり、結果22日の午前/午後と23日の午前/午後でソーブサンを除去することになった。
なお、完全に取り切れなかった場合は、鼻うがいを繰り返すことでなんとかすることもできるとかなんとか。

私、この手術「1カ月くらいで完治するんじゃないか」と勝手に思っていたのですが、この記事とか読むと、全然もうね、3カ月くらいかかるって。
正直今回の手術はなんか、なめてた。なめまくってた。入院は1週間もしない、とか思っていたし、そんなに死ぬほど痛い思いもしないと思っていた。
けど現実的には、痛いし、鼻は超不快。
鼻呼吸ができないっていうのが想像以上にやばい。口は乾くし、朝起きたら口の中パッサパサでしかも喉の奥に血だまりでしょ。
んでもって、水を飲むだけでも耳に「く」る。鼻がつまっていると飲み物を飲むのもかなりつらいのだ。

と上に記載していたが結局22日は何もなく、23日の午前と午後でソーブサンを除去した。
私の鼻は「腫れがひどい」かつ「鼻が小さすぎる」とのことで、「綿棒の先が入らないくらい」狭くて麻酔を入れようにもどうしようもないっていう状態になっていた。
というわけだが、もう泣いても血を吐いても今日でやるだけやるしかないので、気合で乗り越えてきた。1時間くらい戦った。
あまりにも痛いとそう、全身から汗が吹き出し、背中も足の裏も汗だくになり我慢に我慢を重ねた後いきなり鼻の奥から血の塊を吐き出すというような。そんな経験はきっとここでしかしない気がする。
※いきなり大量の血痰を吐いた私に「あ、ここに出してください」と冷静な対応をする医師はマジ凄いなと思った

 

後は↑のハナクリーンで毎日朝と夜、鼻を洗浄する。
29日は鼻の固定プレートを抜く必要があるので、それもやらないとだけども。正直お酒が飲めるのはかなり先になりそう。
少なくとも手術から1カ月間は鼻呼吸は無理だろうな・・・。

なおこの痛みに耐えきれなかった私は、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」を全巻Kindleで買って読むという全力の現実逃避で回避した。



いや実際は回避できていない。痛かった。
鬼滅とかついこないだ全巻読み直していたので、読むものがなくなった私は友人が勧めてきたこれを全巻読むことにしたのだった。

正直、「めっちゃ面白い」し、また恋愛したい青春したいなんて思った。特に14巻はやばい。



たのむから読む人は14巻まで読んでくれ!といいたい。個人的には14巻以降はかなり神がかっていて面白いのだ。
そんなこんなで24日やっと退院である。
退院前に、軽く鼻の中もう一度洗浄すると聞いているのだが、正直一切やりたないなーと思っていた。


24日は、朝起きてさくっと鼻の洗浄をズズっとされたら1分くらいで完了、退院となった。
そして帰宅後、ひげを剃った私は暇だったので出社した。

「鼻うがいを毎日するように」と言われたので24日は帰宅後すぐに実行したら、物凄いでかいレッドスライム(血の塊)が鼻からデロンって3回くらい出てきてちょっとひいた。

かぐやさま.jpg


【まとめ】
・入院期間は8泊9日
・費用は130万円くらい。新宿区で入院したので高かったと思う

【よかったこと】
・初の全身麻酔
・ティッシュペーパーは3箱持っていって丁度だった
・ミントが入っていないリップクリームを持っていくと鼻がガビガビになったときに使えて吉
・びっくるするほどやることがないのに病院にWi-fiがないため、iPad(セルラーモデル)が神。もっていって良かった。これで漫画一杯読んだしYoutubeで画質下げて千原ジュニアのへべれけをずっと見ていた
・ごはんが思っていたより美味しかった(味がしたのは1日目だけだが)
・担当医(女性)が嫌いじゃなかったのでグリグリやられても最悪ご褒美だと思っておくことにした
・入院前に血液検査を精密にして貰えた良かった。HIV陰性だった
・カード払い可能!
・「俺から仕事奪ったらなんも残らねえんだなあ」ってことに気付いた

【(想定してなかった)嫌だったこと】
・口呼吸で寝るのは無理。マスクは必須
・全身麻酔の後2日間くらいほぼ動けなくて寝ていただけ、この期間に凄い腰が痛くなった(横向けに寝たらマシになった)
・ベッドが合わなかった(私は体が小さいからましだけど)
・耳鼻科の病棟は鼻がイカれている人だらけ!いびき、無呼吸症候群、そんな方々だらけ入院しているのでうるさすぎて夜は寝れない。正直夜は一切寝ておらず、昼寝でカバーしていた。目のクマが酷くなった
・38度の熱が2日間、37度の熱が5日間続いた。熱があると頭が動かないので勉強はあきらめた
・運動ができないのはわかっていたが、マジでできなかったので本当にもう
・帰宅して体重を測定したら2.4kgも痩せてた
・鼻血が出まくる。ノンストップ鼻血。鼻血を見るのが苦手な人はこの手術不可能です
・すぐに鼻が「スー」って通って「うぉすげええ」みたいな感じを予想していたけど今も鼻呼吸不可能
・鼻呼吸を2週間は最低でもしてはいけない
・思っていたよりも処置が痛くて死ぬかと思った(死なない) ※「目の前が暗くなってくるようなことがあったらすぐに言ってください」というシャレにならないようなことを毎回言われながらやっていた
・シャワーに4日間入れなかった。今もまだお風呂禁止、運動禁止状態
・消灯21:00で起床6:00という管理。これでいいのだろうが、私はいつも26:00に寝て9:00に起きていたのだ・・・。
・外出一切禁止(鼻が傷だらけで感染症リスクが非常に高いため)!ちょっとくらい散歩したかった

【総まとめ】
病気はマジで時間と金の無駄
ならないように健康にいるのがベスト!!
健康でいような!!!

続きです⇒「慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術から退院した後の話
posted by hinata_hisa at 17:04 | 東京 ☁ | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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