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2020年06月26日

バズマザーズが好きということを只管書くだけ4 キャバレークラブギミック

第1回 敗北代理人
第2回 傑作のジョーク
第3回 麻婆豆腐殺人事件
第4回 は、「キャバレークラブギミック」です。

 





「キャバレークラブギミック」は、デビューアルバムDisc Harassmentに収録されていますが、ドラムが変わった後に再録されて「スクールカースト」のSingleに収録されています。
今回は、「スクールカースト」の再録版の話をメインにしたいと思います。
なお、YoutubeのPVはDisc Harassmentバージョンです。
Disc Harassmentバージョンは「キャバレー・クラブ・ギミック」で、スクールカーストバージョンは「キャバレークラブギミック」と微妙に表記が違います。

キャバレークラブギミックはバズマザーズを代表する神曲の1つであり、最高というしかない曲です。
初期のキャバレークラブギミックは、再録よりもソリッド感が薄く、バンドサウンド感の強い少しテンポの遅いロックですが、再録版の緊張感といいますか、ソリッドなギザギザの鋭利さは素晴らしく、これぞ名曲!と褒めてしまう最高傑作の1つと言えるでしょう。

とにかくそのギターサウンドがすごい。えぐい。始まった瞬間、緊張感が走るんです。
ギザギザ。ソリッド。もうね、攻撃してきているんですよ。リスナーの耳を脳を直接的に。ガタガタ言わせに来てるんです。
歌詞の素晴らしさもありますが、とにかくスタートから緊張感がやはりすごい。
これに命かけてるんじゃないかってくらい殺気を感じてしまうんです。

場末は中繁盛 花盛りではあるが品性の無い女達の勧誘声に
丁重にノーサンキュー 口角の片側だけ吊り上げニヒル口で夜を歩く俺、と俺の影

人恋しくなって、或いはポケットの中 泡いてる小銭の捨て場に困って
この街で三番目に器量の悪い女に誘われるまま雑居ビルの5階へ

着席と同時に『おにーさん、なんか歌って』って云う
ここは阿久悠に習い、笑って十八番を歌えば
『わーすごいプロみたい』って世辞


目に浮かぶような歌詞。これぞ“浪速のカート・コバーン”こと山田亮一の素晴らしいところです。
なおどうも、”平成の阿久悠”という異名はこの歌詞から来ているようですが。

『わーすごいプロみたい』って世辞


この歌詞・・・天才でしょ。2番では、

『他に綺麗な娘いたのになんで?』って永久に続く問いに
『初恋の人に似てるからさ』ってついた嘘と
『えーモテそうなのに!』って世辞


いやもう天才です。
「永久に!」っていう所の力強さも好きです。

最初にあげた「口角の片側だけ吊り上げニヒル口で夜を歩く」って歌詞、本当に山田 亮一本人っぽいんですよ。
彼はまさにこの見た目の通りで、そして歌詞に自分を客観的に書けるというのも何か凄さを感じるんです。

私はこの曲を聴きながら、どうしようもない新宿の街の中をほろ酔いで彷徨ってたりします。
冬の寒さよりかは、夏の暑さ。
だるっとした湿気に、ネオンとしょうもない客引き。
全部無視しながら聴くバズマザーズは最高です。
posted by hinata_hisa at 23:08 | 東京 ☀ | Comment(0) | 音楽・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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