スポンサードリンク

2020年07月25日

バズマザーズが好きということを只管書くだけ12 メロウイエロウの街の灯に

第1回 敗北代理人
第2回 傑作のジョーク
第3回 麻婆豆腐殺人事件
第4回 キャバレークラブギミック
第5回 ムスカイボリタンテス
第6回 スクールカースト
第7回 フールオンザビル
第8回 東京デマイゴ
第9回 ソナチネ
第10回 ナイトクライヌードルベンダー
第11回 爪



12回目は、「メロウイエロウの街の灯に」です。
ワイセツミーにしようかと死ぬほど悩んだんですが、なぜかこの曲が脳から離れないので、これにしました。

この曲推しの人って、いるんですかね?

メロウイエロウの街の灯には、「故郷の空」の旋律が何故かM-2の「故郷ノ空」ではなくこの曲に使われているということしか覚えていない人もいるかもしれません。

歌詞を見ながら解釈してみます。
まず、「メロウイエロウ」は、黄色い着色料が使われた炭酸飲料のことみたいです。

メロウイエロウの街の灯に あの瞳を想い出す
ごらん君がいたソメイヨシノ、春を唄うのを堪えてるみたい


「春を唄うのを堪えてるみたい」って凄すぎる作詞じゃないでしょうか?
ソメイヨシノの蕾に対して、春を唄うのを堪えているって、どんな感性だと書けるのでしょう。
山田亮一氏は・・・ 神か?

これだけで、冬から春に変わる季節のことだとわかります。
ソメイヨシノが開花するのは4月初旬。3月末くらいの歌でしょう。

檸檬色の寂しさに 溶け合う月に願うのさ
窓の向こうの雨の音が 春を呼ぶそれである様に


ハルサメ=「春雨」と言われるくらい、春には開花を促すような雨が降ります。
雨があるからこそ、植物は花を咲かせます。
人生、雨の日があるからこそ、輝かしく咲き誇る時期があるのでは?
それは自明でしょう。
檸檬色の寂しさとは、月の色であり、夜の孤独だと思います。

グッバイさえ云わず 何処かへ行ってしまう
あの子をほんの少し、羨ましく想うのさ


これは、散る桜とかけているのかもしれません。
桜は散り際にグッバイと挨拶さえしません。
君がいた、耐えた冬が過ぎると、君は何も言わずに去ってしまった。
俺は勝手に君のことを気にしていただけ。
そんな君を羨ましく思う。

この後どこを探しても君はいない。
ひっそりと気にしていた君を見つけることはもうできない。

いつもの空き地にも 車の影にも 雑木林にも 廃墟の中にもいない
迷子の迷子の仔猫さん どうか戻っておくれ


そこまで気にしていたら構えばいいのに。
何故俺に気付かれないように消えてしまったの?

グッナイマイワールド ボクも眠ってしまおう
ヒゲを撫でる春の気配を懐かしく想いながら


髭を撫でる」は慣用句で、「得意そうな態度をとる」という意味。
「春を唄うのを堪えてるみたい」という歌詞から、君は何か季節を変えるくらいの勢いで成長して、得意げにいる存在に化けたようでもある。

いつもの空き地にも 車の影にも 雑木林にも 廃墟の中にもいない
迷子の迷子の仔猫さん どうか戻っておくれ


ああ、そんな君を、僕はずっと出会えるまで探しているよ・・・。

メロウイエロウの街の灯に あの瞳を想い出す
もう逢えないなら眼を見てさよならが云いたい
最後に会ったのはいつかを把握したい
君にはとても理解し得ない習性だろうが
人は合理的に素直に生きられない


二度ともう逢えないとわかっていたら、その人と最後に会った日を記憶しておきたい。
二度と逢えないとわかった上で会いたい。

哀しけりゃ、悔しけりゃ、虚しけりゃ笑う いつもそうやって生きてきた、俺は


この歌詞は、「おー新世界」にも通じると思っています。

「辛い時こそ人生笑うベキや。だからこの町の人間は皆、いつも笑顔や」とやっぱり笑って


このあと「故郷の空」のメロディーが流れます。

二度と逢えない過去の友人との永遠の別れの歌詞のようであり、それでいて死別することも想起させる歌詞です。
この曲の歌詞はイマイチ理解を仕切れない部分を残すのですが、ギターサウンドや哀愁漂うメロディーに心を鷲掴みにされます。
何より聴いていて癒されます。

急にいなくなった君。何も言わずにいなくなった君。
それを羨ましく思いながらも「さよなら」目的で最後に君に会いたかった。
だから俺は笑うしかない。哀しくもあり、悔しくもあり、かつ虚しくもある君との別離は。
故郷の夕方を見るたびに思い出して、笑うしかないほど、胸が締め付けられてしまう。

この曲全てから全身全霊で伝わる「君にもう一度会いたい」。
笑いはいつものニヒル顔。口角を持ち上げて、皮肉と共に笑う。
笑顔じゃない、虚しいだけ。

新世界の夕暮れは黙る子も泣きたくなる色さ


もう一度君と逢えたらと思っても叶わない願い。夢はメロウイエロウ色の夕暮れと共に哀愁で俺を壊す。



人生待ったなしや
posted by hinata_hisa at 00:24 | 東京 ☔ | Comment(0) | 音楽・ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。